2013年11月22日金曜日

サンふじの収穫

16日から始まったサンふじの収穫が最盛を迎えています。
今年は春先から異常気象の連続で栽培では大変苦労しましたが何とか例年並みの品質にまでになりました。
例年、お送りしている贈答のサンふじも昨日から発送を始めました。
品質的にも例年に近いものに仕上がっているのでまずは一安心しているところです。
福島のサンふじは国内で最も遅くまで樹にならせて置くことのできる気象条件にあります。
完熟で最も美味しいサンふじは福島産と言い切っても間違いはないと思います。
これは消費者、お客さんが良く知っていると思います。
市場人が言う早場産地福島が早く出荷すれば高単価がとれることは単に出荷量の多少による価格 の優位性に過ぎません。商人の言うことが正道とばかりとは言えず、福島の本当に」美味しい」サンふじをお届けしていくのが生産者、消費者どちらにとっても正しい道といえます。かつて湯野農協時代東京大田市場で山形や長野のトップブランドを競った頃がなつかしいです。



2013年11月20日水曜日

りんごの試食会の開催

先日11月6日に今回で25回目となるりんごの試食会が市内のホテルで開催されました。
間もなく本格的に迎えるふじの収穫前に収穫できる7品種を準備して、100名をこえるお客さんを迎えて行われました。
今回の試食会には日本の陸上競技界のトップアスリート4名を招待しての開催となりました。
本当に有難うございました。今後のご活躍を応援させていただきます。
アトラクションではりんごに関する○×クイズも行われて優勝者には豪華?商品も準備されました。

2013年9月17日火曜日

本年の桃収穫も終盤

5月のハウス桃の収穫、出荷に始まった今年の桃も現在収穫の黃貴妃、さくら白桃、西王母、現在種苗登録申請中のゆの小町ですべて終了します。
この赤い桃「さくら白桃」も近年、JA新ふくしま管内で増殖がすすんでいます。
敬老の日やお彼岸用の桃ですね。実もしっかりしていて日持ちの良い桃です。
上の画像(黃貴妃)、黄色い桃とのセットも面白いですね。

2013年8月30日金曜日

風評被害は未だ消えず

あの大震災から2年半が過ぎ、桃の生産販売も3年目を迎えました。
メディアの報道などでは福島の桃の価格は震災前の水準に戻ったなどといわれてもいますがこれは間違った報道と思っています。
今年の桃を取り巻く環境は桃の」大産地山梨が春先の霜害、生育期の猛暑による大減収があり、桃を扱う商人は福島の桃なしには商売ができない背景があったのです。
山梨や岡山の桃の価格は高価格でも福島産桃はそれに比べればさほどでないと感じていました。
福島産の」早生桃と「あかつき」まではほどほどの価格を維持しましたが旧盆に入ると福島桃だけが暴落、いわゆる二十日悩み現象です。消費減退による暴落現象です。
あかつき以降の「まどか」とか「くにか」などはいらない品種と私は思っています。
今日から「ゆうぞら」の収穫に入りました。
今年は「川中島白桃」と「黄金桃」の出来が最悪でした。原因は収穫直前の第3肥大期の高温(37度C以上)が続いたことが異常成熟を招いたと私は分析しています。
しかし若干生育時期の異なる「ゆうぞら」や「黃貴妃」は順調に生育しています。
ここ数日、市場の相場が強持ち合いに変化してきています。
いわゆる、これは商人が作った相場とみています。これから福島桃はゆうぞらを主流に「黃貴妃」や「さくら白桃」などが出荷されます。品質的にもかなり高い桃群です。



2013年8月18日日曜日

主力「あかつき」の終了、中晩生種へ

土砂降りのなか収穫始めた「あかつき」の収穫も後半は天候が回復して糖度も上がり始め晩生種は現在、品質もかなり良くなりつつあります。
当農園で「ゆうぞら」の枝変わりとして発見された「ゆうひめ」の収穫中です。
この天候に恵まれて甘味も増しています。
「ゆうひめ」も今週中には終了して月末には川中島白桃や黄金桃の収穫となります。

2013年8月2日金曜日

磨して磷せざるは天下の英雄たり

この一文は昨秋、九州にお送りした私の作った「サンふじ」を召し上がった方が私の生産姿勢を絶賛して、日本人の不屈の魂を感じたと一通の励ましのお便りを頂きました。私はここ福島で原発事故と風評被害に遭いながらも前向きに精進している姿に対しての激励と受け止めてさらに日々、前向きに取り組んでいくべきと心新たにした次第です。

 
桃「あかつき」が間もなく収穫を迎えます。
このところ、連日の雨続きで一日も早い梅雨明けを願うところです。
九州の古老の方の言葉を励ましと受け止めて気持ち新たに喜んでいただける桃作りに励んでいるところです。異常天候のなかでも今年も納得のいく桃が出来上がりました。





2013年7月28日日曜日

ゆの黄金(おうごん)の現地調査

去る、7月18日に現在品種登録申請中の桃「ゆの黄金」の現地調査が行われました。
この品種は当農園で「まどか」をを母、「ゆの早生」を父に交配育成して今年で7年目を迎える早生の黄肉種です。収穫時期はほぼ日川白鳳と同時期と見ております。
早生としては甘味多く(12度前後)、大きさは200g前後で高接ぎの果実で大きいものは300gほどになるものもありました。将来的には地元直売所の品種となるか、市場品種までなるのかは今後の検討によるところと思われます。

2013年7月14日日曜日

桃「ゆの早生」の現地調査

当農園で開発した桃の早生品種「ゆの早生」の現地調査が去る7月11日に行われました。
この品種は母が川中島白桃、父がはつおとめです。
当地で7月5日頃から10日頃に熟する早生品種です。
農水省種苗課の審査官が私の園地を訪れて本品種の特性調査、対照品種との差異などの調査がなされました。
この品種が国に内定公表され、登録されて正式に品種となるのは来年になると思われます。


2013年6月18日火曜日

もも「あかつき」の硬核期

4月20日に満開となり翌日21日には満開の花に雪が積り心配していましたがその後順調に生育をして私のあかつき園地では53日目の6月13日頃に硬核期に入りました。
硬核期とは核果類(もも、すもも、あんず、うめ、さくらんぼ)など種子が硬い核で覆われているくだものの核が木質化する時期をよんでいます。
ももの硬核期は品種によりその時期と期間が異なり、早く熟する早生種ほど硬核期間が短く、晩生種になるほど長くなります。
あかつきの硬核期間は約2週間です。6月末には硬核は終了するでしょう。
今年の収穫開始時期は硬核期から予測すると8月2日頃と予想されます。
硬核期間は桃樹にとって生理的に不安定と言われますが、私が40数年栽培した経験からすると硬核が終了して最後の第3肥大期の直前がもっとも不安定の時期とみています。
かつてから、ジューンドロップといわれる生理落果です。福島の場合7月上中旬となりますので早場もも産地とは異なりジュライドロップと呼んだほうがぴったりかもしれません。

2013年6月12日水曜日

ハウス桃「はつひめ」の収穫

6月半ばに入っても雨らしい雨はありません。干ばつ続きです。
私の桃ハウスでは「はつおとめ」「ももか」に引き続き「はつひめ」の収穫に入りました。
この品種は福島県の果樹研究所があかつきにはつおとめを交配、育成した早生種です。日川白鳳より7日ほど早く成熟し、果実の大きさも220g~300gと早生種としては大きく、甘味もあり、品質的にも優れています。
ハウス桃の収穫はこのあと、「ふくえくぼ」「日川白鳳」「暁星」「紅国見」「あかつき」と7月初めまで続きます。

2013年5月25日土曜日

好天続き、樹園地の潅水

桃は満開から約1ヶ月が過ぎ幼果の肥大期(桃の場合、第一肥大期と呼んでいます)に入っています。
5月に入ってから雨らしい雨がなく樹園地は乾燥しきっています。桃園は花後2回目の潅水です。
りんご園でも潅水を始めました。一雨が欲しいところです。

2013年5月15日水曜日

心配な今年の気象

今年の春先は寒暖の差が激しく、昨日はここ福島で30度Cの真夏日を記録しました。
ところが、今日は最高気温24度Cまでは上がりましたが夕方には雷とともに雷雨、降雹がありました。
夕方5時20分頃、雷とともに雷雨にみまわれ、雹が降りました。
時間的には短く、2回にわたり数分でした。
雹の大きさは5ミリから1センチの大きさでした。
桃、りんごともにようやく実どまりが判明した段階です。降雹の時間も短く、やや溶けた、角のとれた雹でしたので園地を巡回した結果は大きな被害はなかったようです。
しかし、この寒暖の激しい気象条件は雹ばかりでなく、竜巻とか突風、ダウンバースト現象など心配の種はつきません。

2013年5月12日日曜日

桃、りんごの実どまり確認

今年の春先は寒暖の差が激しく、果樹の凍害、霜害の被害がかなり出ています。
この画像は桃「あかつき」のガクの部分が外れるガク落ちと呼ばれる現象で桃の実どまりがした証でもあります。ももは毛のある胚珠の部分が食用となる部分です。
桃は比較的霜害などにも強く生産量は確保できそうです。
りんごはガクの部分がこの画像のように立ってくるとガク立ちとよんで実どまりがした証となります。
私達が食用にしているのはこの膨らんだガクの部分です。
上の画像と下の右側は実どまりのしなかった凍害に遭った花です。下の画像の左側が実どまりのしたりんごの幼果です。りんごの花は霜などの寒さに弱く今年は良果の絶対量の確保は難しいかもしれません。


2013年5月3日金曜日

りんごの花が開花

このりんごの花は受粉用のふじポンです。不思議と毎年、ふじに親和性のある花粉のある花を咲かしてくれます。野生に近い品種は強い印象です。

西根中生の生産学習の再開

りんごの花も開花を始めました。今年は春先から寒暖の差が激しくりんごにも凍害や霜害の被害が出ています。
5月1日は35年以上続いている地元、西根中の生徒達が生産学習でりんごの交配作業を手伝ってくれました。学校の教育としては地元のくだもの産業に少しでも理解をしてもらえばという目的で続いています。
ここ2年は放射性線量を考慮して園地での学習ははずしていたようですが、ようやく子供達を安心の状態で屋外での学習もOKとなったことの様です。



2013年5月2日木曜日

花ももの里シリーズ

福島市飯坂町舘の山北東斜面にある飯坂温泉花ももの里に植栽されてある品種をこのブログでご紹介をしてきましたが花もも園も終盤となりましたので本日で終了させていただきます。
なお、全体の約三分の一はまだ開花しておりますので連休中もまだ花を楽しめますので是非訪ねてみることをおすすめします。
この花ももは八重咲きバントーで果実は孫悟空も食べたあの蟠桃(ばんとう)、実も種も平べったい形をしています。これを食べると三千年長生きをして、超能力を持つと西遊記にあるものです。
これは神奈川県で育成された「照手水蜜」とよばれる果実も食用となるしだれ桃です。母親にはあの白鳳が使われています。
八重で純白の花びらをもつ「寒白」です。清楚感がありふわふわした感じがとても気持ち良いです。


2013年5月1日水曜日

花ももの里シリーズ

遅咲きの品種群の仲間に菊桃があります。濃いピンクの花弁が菊桃、紅色の花弁が京舞妓、名前も艶やかです。
さらに、紅白の花弁を持つ咲き分けの品種「京更紗」も今が見頃となっています。


花ももの里シリーズ

花ももの里では先日、4月28日に花ももの里祭りが飯坂温泉観光協会主催でとりおこなわれました。早咲の品種はすでに花が散っていますが遅いしだれ性の品種群や菊桃などの品種が見頃となっています。

2013年4月24日水曜日

花ももの里シリーズ

このところの異常寒波で花の生育は遅れました。
花ももの里の品種も足踏み状態です。
この品種は中国原産の寿星桃(じゅせいとう)です。節間がつまり樹高は小学生の背丈程にしかなりません。寿星桃には花の色が赤、白、ピンク、花弁も一重、八重とさまざまです。
この花モモはsuwatow(すわとう)と云われる品種です。原産は中国の南、河南省です。
比較的、年中暖かい気候のために常緑樹です。(秋になっても落葉しない花モモです)
この桃も遺伝的に貴重な桃です。雲龍桃(うんりゅうもも)と呼ばれて枝の伸び方が真っ直ぐでなく、らせん状に伸びるとても珍しい桃です。
この立性の桃は箒桃の仲間で赤色が照手紅、白色が照手白、ピンクが照手桃、元来の箒桃は白とピンクの咲き分けです。

2013年4月22日月曜日

続ー春の異変

昨日は朝方から昼頃まで時ならぬ春雪にみまわれました。この時期の雪は福島では観測始まって以来、最も遅い記録だそうです。
私達生産者にとって最も心配なのは結実の確保です。この時期に花が凍結してしまいますと実止まりはしません。幸い今朝の最低気温は自宅前の温度計でプラス2度Cでしたのでまず凍害からの被害は免れました。しかし場所により園地により被害が出ているかもしれません。
今朝、りんごの交配用にミツバチを2群導入しました。ミツバチもこの雪では巣箱からは出れないでしょう。この満開の時期が温度に対して最も弱い時期です。桃でマイナス1.5度C、りんごでマイナス1.2度Cで30分間花がさらされれば被害にあってしまいます。
まだまだ遅霜の被害に対する警戒は続きます。


2013年4月21日日曜日

春の異変

今朝(4月21日)起きると時ならぬ雪景色に驚いています。
桃作り始まって以来2度目の桃の花にの降雪です。
数日前には福島で27度Cの夏日を記録しています。
りんごも花蕾も見え始め展葉してきたところにこの雪です。去る4月13日にもマイナス5度Cまで気温が下がり場所により、樹種により霜害、凍害の被害が出ています。
今年のように春先、寒暖の差が大きい年はこのような状況には特に気をつけていく必要があります。