2011年11月18日金曜日

規制値超える米の問題

昨日から福島市大波地区の暫定規制値を超える玄米が出た報道がなされ大きな問題になっています。福島県では米の出荷前に県内各市町村の地区ごとにかなりの密度で2段階の検査を実施して知事自ら安全宣言を行ったばかりです。4月の県で実施した県内の土壌調査では土壌1キロ当たり5、000ベクレル以下の農地を耕作可能としました。これは日本では水稲に関しては放射性物質の土壌からの移行の知見があった結果示された値といわれます。当初、国では県単位の規制をしていました。しかしそれでは地域差がありすぎるという事で市町村単位に切り替えました。しかし私は市町村単位のサンプル調査でも安全と宣言とするのは消費者を納得させるに充分とは思いません。検査体制や機器の問題はあるものの出来る限り多くの調査と正しい情報伝達がこの風評を減らしていくには大切に思っています。私自身、原発事故以来、土壌、果実の検査を自主検査も含めて園地別、種類別、品種別に13点を行いました。結果は検出しないものから微量検出されたものまでありますが自分の生産物の状況を知るだけでなく消費者に正しい情報を提供することが可能です。今回問題の大波地区は避難勧奨地域になっている伊達市小国地区だった所で福島市でも最も線量の高かった地区なのでもっと注意して検査すれば良かったのかも知れません。県内の検査結果では85%が放射性物質が検出されず、残り15%の米も精米すればゼロとなる20ベクレル以下という結果だったそうです。今後は県や市などの行政ばかりでなく生産者団体のJAなども本腰入れて数多くの調査を実施して市場、消費地に啓蒙PRする必要があると思います。それが消費者の安心購入、風評の減少につながると思っています。

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