2011年9月29日木曜日

風評被害


県産桃に引き続き梨も風評で苦戦しています。他県産の出荷品も安いのであれば相場ということになりますが、福島県産だけが下落しています。放射性物質が検出されていなくともです。先日あるスーパーのバイヤーの意見が紹介されていました。微量の放射性物質の含んだ食品に対して全く問題ないとする消費者と微量でも問題視する消費者がいることで小売業者は悩んでいるというものでありました。これは個人の価値観の問題であるので専門家の意見を参考に対応すればよいというものです。規制値以下であればその食品にそれ以上の価値観があれば摂取する人達が多いというものです。これに関してはいろんな考えがあるのは当然でウクライナ基準にすべきとかゼロでないとだめという方達も周囲に多いのも事実です。ここ福島での原発事故以前の線量は0.03マイクロシーベルト、土壌中の放射性セシウムも多いところは20ベクレルは検出されています。ゼロではありません。成人が内部、外部被曝で体に持っている放射性物質は7,000ベクレル前後はあると専門家は話しておられます。食品は安全であってもこの風評による価格下落の部分については過日、JAを通じて東電に対し補償請求をしたところです。早くこの風評は消えて欲しいものです。

2011年9月18日日曜日

黄貴妃収穫の終盤

9月13日から始めました黄貴妃の収穫、出荷作業が今週末でほぼ終盤を迎えます。
黄貴妃は私が平成9年に国に品種登録をして今、全国の桃産地で栽培されております。
福島でもここ湯野地区での栽培が最も盛んです。平年ですと桃のなかで最も単価が高いのですが今年は原発事故の風評被害で価格はやや伸び悩みです。

2011年9月7日水曜日

もも「ゆうぞら」の収穫

ももの収穫も晩成種に入ってきました。昨日9月6日からゆうぞらの収穫を始めました。
収穫前の生理落果も多かったですが残った果実の品質は良好です。果実の肥大も例年より良好です。いつもの年ですと山梨産桃は少なく福島産が市場でのシェアが大きく価格も山梨産を上回っているのが現在の状況なのですが今でも例年の半値近い取引です。
福島出身の女性が都内のスーパーの店頭で涙を流して並んでいる福島桃達の姿を見て心を痛めたという。いつもは手の届かない一番奥の棚に並んでいるのに・・・・
これから「ゆうぞら」の後は私の育成した黄貴妃の収穫出荷となります。今年の桃は最後の品種まで大玉傾向で収量が多い結果となりました。

2011年9月2日金曜日

安全な桃でも風評被害に

ハウスの桃や早生の桃が順調に販売されてきたのに、牛肉の問題が報道されると福島の桃は途端に敬遠されだした。それでなくとも敏感になっている消費者の人達です。安全なのに福島の桃は冷ややかに扱われた。今、野菜類はほとんど放射性物質は出ていませんし果物もほとんどが問題がありません。
ある方の計算値によると県内の桃産地で最も数値の高かった伊達市の7月23日測定の1キロ当たりセシウム161ベクレルの桃を1日6個(1キロ以上)1年間365日食べ続けると内部被爆は成人0.94マイクロシーベルト、幼児0.76マイクロシーベルト、乳児1.99マイクロシーベルトでその後50年で体内から減衰しながら出る放射線の積算値は1ミリシーベルト未満でこれは自然界の放射線に比べてものすごくわずかな被曝ということです。先日TVで解説していたある大学教授の人の細胞にとってもまったく同じレベルのもので子供にとっても安全な値と話しておりました。今回のことで安全の伝達とこの世間の風評とはまったく別物ということが良くわかりました。