2011年6月30日木曜日

福島市の露地もも放射性物質、基準値大きく下回る

大変気になっていた福島市の露地の桃の放射性物質のモニタリングの結果が28日公表されました。予想していた通り検出された放射性セシウムは3点調査の結果、26ベクレル、9.6ベクレル、検出せず(ND)とわずかの量であり、国の基準値500ベクレルを大きく下回りました。これは、これから出荷がはじまる露地ももにとって大変明るい材料です。
福島市の桃の生産量は山梨県の笛吹市についで全国2位であり県内ではもちろんダントツ1位の生産量がある桃の生産地でもあるのでまずは胸をなでおろしているところです。
なお、近日中には安全性を確認するために自園地の極早生桃でも検査をしていくつもりです。

2011年6月26日日曜日

福島市の桃の消費PR

昨日25日(土)JR福島駅構内にある市物産協会前で県外から訪れた人達を対象に桃の試食、PRが行われました。
今年は福島市を訪れる人の数も大震災、原発事故の影響で大きくダウンしている中で足を運んでくださった方達に福島市を代表する味=桃を味わっていただき再度福島に来たいとおもっていただければとの企画です。私のハウスで収穫した桃100個を提供させていただきました。
これは、今後出荷される露地の桃の消費拡大にもつながると思い県のくだもの消費拡大委員会の事務局を担当する福島市の農業振興課にお願いをしてきました。事務局の皆様には大変お世話になりました。昨日福島県から露地の桃でははじめてのモニタリングの結果、国の基準値を大きく下回る結果が発表されました。安全性を確認しながら今後のPR活動に力が入ります。

2011年6月17日金曜日

ももの販売が好調

大震災の翌日、ももの加温ハウスに行ってみると停電状態で加温機はストップ、満開の桃は丁度0度Cの中にありました。マイナス1.5度Cで30分さらされると全滅してしまいますのでかろうじて助かりました。その後も燃料の補給はストップしてしまいマイナス0度Cより下がらないようにしてきました。生育は遅れ5月22日に初出荷となりましたが6回ほど出荷して、このような販売環境にあって昨年とほぼ同じかそれよりも良い価格で取引されています。JAの販売担当者の努力はもちろんですが今まで取引していただいている市場の担当者の理解と応援、そして何よりも被災地の産品を応援しようとして下さっている消費者の皆さんの姿があることがとても有難いのです。あの震災、そして原発事故以来、桃園の管理、手入れをしながらふくしまの桃を消費していただけるのか1日とも考えない日はありませんでした。
桃作りを始めて40年以上のなかで初めてのこと、福島の桃ブランドが今あるのは先輩生産者やJAなどの団体などの努力はもちろんですが行政や試験研究機関の地道なご指導、そして全国の市場や消費地の皆さんの支えが福島桃を作ってきたことが良くわかっているだけにここで風評被害にだけは遭わせたくありませんでした。間もなく露地の桃に移ってきますが安全性をPRしながら出荷をしていくつもりです。

2011年6月11日土曜日

今日、大震災から3ヶ月

今日はあの大震災から3ヶ月目、6月11日です。あっという間の3ヶ月でした。
100%ジュースで6年間お世話になった宮城県山元町の桔梗商店を訪ねました。
社長と親さんが津波の犠牲に遭いました。奥様だけが生き残りましたが、自分の気持の整理がつきませんでしたのでかつての工場、自宅を自分の目で確認をして追悼の意を表してきました。海から1.5キロほどの桔梗商店は写真のように実に無残でした。お花と線香をたむけて魂の安らかなることを心より念じてきました。夢のようなこの現実をとても信じることが出来ませんでした。
桔梗商店とお付き合いのあった山形県のジュース加工場を紹介していただきましたので過日山形にお邪魔をしてお願いをしてきました。

2011年6月10日金曜日

ハウス「はつひめ」が間もなく初収穫

ハウスの桃も「はつおとめ」の出荷が終了、自家育成品種の「ももか」があと一回の出荷で終え来週あたりから今年ハウスで初めて結実した福島県育成品種の「はつひめ」の収穫を迎えます。
心配していた桃の販売もJAの販売担当者、市場担当者の販売努力の成果が販売価格に現れており昨年同様に流通していることは今後本命となる福島の露地のももの販売を占う良い先導役を果たせそうでホッと胸をなでおろしております。
今年のこの様ななかでJAも市場も風評被害払拭に気合が入っている感があります。

2011年6月8日水曜日

桃園土壌核種放射性元素測定結果が判明

自園の桃の土壌の放射線の汚染状況を把握したいのは栽培者全員の望むところと思います。
市町村単位で土壌調査も農作物の安全性の含量調査もやっているのが現在の状況です。
数点の調査で市町村の安全性を国が認定するのもあまりにも誤差が大きすぎるのではないかと思っています。今回私の2箇所の桃圃場のセシウムの値は土壌1キロ当たり812ベクレルと1,410ベクレルでした。4月6日福島県が県内72箇所の土壌調査を公表しましたが福島市の樹園地2箇所の宮代1,896ベクレル、平野2,100ベクレルとの発表がありました。それから比較すると私の一園地は三分の二、もう一方の園地は半分以下ということになります。筑波での文献からの桃の吸収係数0.01を適用すると桃の果実1キロあたり8.1ベクレル、14ベクレルとなり国の暫定基準値500ベクレルを大きく下回ることになります。この安全性を主張していくしか私達生産者としての表現は無いと思っています。なお収穫直前の桃の果実調査もやって安全性は表明していく考えです。

2011年6月5日日曜日

桃の仕上げ摘果

4月28日に満開となった桃「あかつき」でしたが約40日経過した今が仕上げ摘果の真っ最中です。50日を迎える6月15日頃までにはほぼ終えたい予定です。
ももは開花前の蕾の時期に蕾全体の70%前後を落とします。その後は今の幼果の時期に再び7~8割を摘果をして生育の良好な健全な実だけを残していきます。

2011年6月3日金曜日

桃園地の土壌放射性物質の測定

桃の安全性を確保し自分の桃園地の土壌の汚染状態を知るために桃の2圃場から土を採取して自主検査

を依頼することにしました。去る4月6日に福島県から発表された福島市の2観測地点の樹園地ではセシウム1,800~2,000ベクレル(1キロ当たり)でした。桃の吸収係数0.01としても20ベクレル以下となり国の暫定基準値500ベクレルを大幅に下回ることになります。昨日、自分の2箇所の桃園の地表から5センチまでの5地点の土1.2キロを採取して分析機関に送付・依頼をしました。