2011年5月29日日曜日

県育成品種の試作

福島県で育成中のりんご、系統名41-45(リンゴ福島6号)が県内での適応性と品質を確認するために県との誓約書を取り交わした上試作農家に委託栽培されていますが早期に果実特性を見るために高接ぎ一挙更新を行い(写真上)100%発芽しました。この系統は「ほおずり」×「陽光」で収穫期がふじより遅い12月上旬で貯蔵性に優れ、5月頃まで冷蔵可能です。果形が良く、暗紅色に着色し、全面に蜜が入るのがこのリンゴの特徴です。
酸味が強いのもこのりんごの特徴で長期貯蔵した場合ふじ等に比べて面白いのではないかと期待をしています。早く果実を成らせて調査に協力をしていきたいです。

2011年5月22日日曜日

ハウス「はつおとめ」の初収穫

福島市では始めての桃の出荷となります。21日福島市の施設桃の放射性物質のモニタリング検査の結果が検出せずとの発表がありました。それを受けて本日収穫、出荷となりました。「はつおとめ」は福島県で育成した品種です。粒は小さいですが肉質良く極早生種としては糖度もある品種です。

2011年5月20日金曜日

りんごが実止まりしました。

りんごの満開(5月5日)から2週間が過ぎ、私のりんご園でも一果そう一果を残す一輪摘果の作業の最中です。写真のように花弁が落ちて実の部分が膨らみガクの部分が立ってくるとガクダチと呼び受粉が完了し実どまりした証でもあります。今年もりんごのスタートが始まりました。

2011年5月10日火曜日

ハウス桃の生育

大震災の影響で灯油補給がままならず当初の温度設定は出来ませんでしたが極早生種の「はつおとめ」が一部着色始めました。

2011年5月6日金曜日

りんごが開花

私のりんご園でも花が満開となりました。
いつもの事ですがこの時期はりんごつくりの私達にとっては連休はありません。4日~6日は交配作業で忙しかったです。
りんごの交配作業をしていると津波と原発で避難している人達が散歩がてらに園地に訪れます。
家をなくし田畑をなくした人、すべてを無くした人達が淡々と語る夫婦の姿にこの現実の無常さを感じます。このような境遇に遭われた方々に深いご慈悲を願わずにはおれません。ここ飯坂温泉は全国からの応援隊のベースにもなっています。原発周辺の行方不明者の捜索に連日出動している警視庁の方々、島根県警、や佐賀県警のパトカーなど全国の応援部隊には連日の活動に感謝の気持と同時にいま非常事態のなかにある現実を思い知らされます。
この様な災害のなかでも桃の開花、りんごの開花、新緑の節と季節だけは確実に移りゆきます。

2011年5月1日日曜日

通り過ぎる春・・・・・・

ニュースで福島原発の報道の無い日は無い。チェイノブイリ原発事故同様、世界的に有名になってしまった。住み慣れたふるさとを離れ、日常を捨てなければならなかった人々、福島浜通りの人達は県内外に移動しています。2度、3度と避難場所を変えてここ飯坂温泉のホテルや旅館にも数多くの方達が入っています。
ここ福島でも桜が咲き、桃の花が咲き、先日28日には花ももの里で避難している方達をご招待をして花見を楽しんでもらう催しを開きました。少しでも元気になってもらいたいとの気持からです。
津波で亡くなってしまった知り合いの人達、原発事故でふるさとを離れた知り合いの人達、また自分達自身もこれからどのような販売できるのかわからない不安、「頑張ろうふくしま」「元気を出せ」といわれても心の中はやはり不安を引きずった毎日に変わりはありません。
家も家族もすべてすべて失った人達からみればすべて残ったのですから不平はいえません。何の非も無い人達をどうしてここまで追い込まねばならないのでしょうか。考えるととても悲しくなってきます。