2011年4月22日金曜日

いま、私の果樹園では・・・・・

不安を抱えながらも私の桃園では今年の作業が始まっています。摘蕾(てきらい)の作業です。前年に樹体に蓄えた貯蔵養分を無駄なく有効に開花、実止まり、幼果の生育に使うために、又甘くて大きな桃を生産するために大切な作業のひとつです。
全国の市場からは是非、今年も福島の桃が欲しいと市場担当者はお見舞いかたがた、来福しています。しかし、生産者が心配しているのは全国の消費者の皆さんが、国の暫定値が示され安全が証明されるとは思いますが、果たしてどれだけ購入していただけるのかという心配です。福島のくだものは間もなくサクランボを皮切りに桃の出荷へと移っていきます。
これだけ毎日原発事故の報道がなされ、放射線汚染の問題がクローズアップされる中、風評被害がどれだけ払拭できるのか。心配のタネはつきません。
自分の意に反しながらも国の指示に従い、避難生活を余儀なくされた方達へのつくば市の対応を見るにつけ血も涙もない恥ずかしい日本人の姿に悲しくなりました。科学的にも無知な役所の対応にあきれました。
被災地を助けたいとのきれいごととは裏腹に自分たちだけは守りたいとの人間の本音の奥の部分をかいま見る思いをしました。
ふくしまの桃生産者はいま、不安を抱えながらも、おいしい桃の生産を目指して懸命に作業を進めています。

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